各種ワクチン接種を行っています

予防接種のイメージ画像

特定の感染症の原因となるウイルスや細菌の病原性を極限まで弱め、無力化させたワクチンを接種することで、その感染症が発症しにくくなる、あるいは発症しても重症化するリスクを減らすことができます。
予防接種を希望される方は、事前にお電話でのご予約のうえ、指定日時に当院までお越しください。
当院では以下のワクチン接種の予約を承っております。その他のワクチンについてはお問い合わせください。

肺炎球菌ワクチン

公費

3,000円(税込)

自費

ニューモバックス 8,250円(税込)
プレベナー 11,000円(税込)

帯状疱疹ワクチン

生ワクチン

8,250円(税込)

不活化ワクチン

42,000円(税込) / 2回

風疹ワクチン

横浜市風疹対策事業

風疹抗体検査 無料
MRワクチン接種 3,300円(税込) / 1回

風疹追加対策事業(第5期定期接種)

無料

インフルエンザワクチン

65歳未満の方

3,500円(税込) / 1回

インフルエンザ予診票
ダウンロードはこちら

できましたら問診票をダウンロードの上記載しご持参ください。

65歳以上の方(60歳以上65歳未満の方で、心臓、じん臓、呼吸機の機能、又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に1級相当の障害のある方)

2,300円(税込) / 1回

問診票は院内で記載いただきますので事前のダウンロードは不要です。

コロナウイルスワクチン

新型コロナウイルスワクチンの定期接種について

令和6年10月1日(火)から令和7年1月31日(金)までの期間に1回
※2回以上接種した場合、2回目以降は全額自己負担となります。
ご希望の方はお電話または受付にてご予約をお願いいたします。

対象者

横浜市内に住民登録があり、接種日現在で次の(1)(2)いずれかに該当する方

(1)65歳以上の方
(2)60歳以上65歳未満の方で、心臓、じん臓、呼吸器の機能、又はヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に1級相当の障害のある方

なお、接種に際しては、住所・氏名・年齢を確認できるもの(健康保険証、運転免許証等)、
60歳以上65歳未満の方は、身体障害者手帳等を医療機関にてご提示ください。

※ワクチン接種は任意です。効果や副反応等をご理解の上、接種をご検討ください。

自己負担額

3,000円(税込)
ただし、次のいずれかに該当する方は、所定の書類をご用意いただくことにより無料で接種
(接種費用免除)を受けることができます。なお、支払い後の接種費用払い戻しはできません。

(1)ご本人を含む同じ世帯にいる方全員が市民税非課税の方
(2)生活保護を受けている方
(3)中国残留邦人等の方で、支援給付を受けている方

※所定の書類については横浜市ウェブページをご確認ください。

使用ワクチン

ファイザー社 コミナティ筋注シリンジ12歳以上用を使用予定です。

横浜市予防接種コールセンター
電話番号
045-330-8561(FAX 番号:045-664-7296)
受付時間
9時~17時(土日祝日・年末年始を除く)
対応言語
日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語

※横浜市予防接種コールセンターでは、接種の予約はできません

当院で行う予防接種

肺炎球菌ワクチン

日常生活で発症する肺炎(市中肺炎)のうち2割近くが「肺炎球菌」によって引き起こされます。また肺炎球菌による肺炎は重症化するリスクが高く、20%近い死亡率との報告もあります。肺炎球菌を予防するワクチンにはニューモバックスとプレベナーの2種類があります。肺炎球菌は莢膜で覆われており、莢膜の性質により肺炎球菌は90種類以上に分類されています。ニューモバックスはそのうち23種類に対応していますが、経年的に免疫効果が低下するため5年ごとの接種が勧められています。プレベナーは13種類にしか対応していませんが、長期間免疫効果が持続します。対応種類が少ないように感じますが、出会う頻度が高い肺炎球菌を選んであるので、ニューモバックスは市中で出会う肺炎球菌の約70%を、プレベナーは約50%をカバーしています。両者を接種することもできますが、指定の間隔を開けることが推奨されています。
高齢者の肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)の予防接種は定期接種扱いとなっています。全ての高齢者を対象としたものではありませんが、接種費用の一部が公費負担となります。詳細については、お住いの市町村にご確認ください。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹ワクチンは、これまで水ぼうそうに感染したことがある方が対象となります。ただ感染した記憶がなくとも、日本人では15歳以上の概ね9割以上がこのウイルスを体内に持っていると考えられています。水ぼうそうの原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスは、水ぼうそうが治癒した後も体内の知覚神経節に潜伏し続けています。そして、過労や加齢によって免疫力が低下すると、再びウイルスが活性化し、赤い発疹、水ぶくれ、ピリピリした強い痛みを引き起こします。80歳までに日本人の3人に1人は帯状疱疹を発症すると言われています。50歳以上の方は、帯状疱疹ワクチンの接種をお勧めいたします。帯状疱疹のウイルスに対する治療薬が登場しており、以前に比べれば帯状疱疹は軽く済むことが多いですが、それでも帯状疱疹治癒後も長期間にわたり不快な痛みが残ることがあります(帯状疱疹後神経痛といいます)。ワクチンにより帯状疱疹の発症を大きく減らすことができ、たとえ発症したとしても帯状疱疹後神経痛が残ることを予防することができます。なお、接種後の副反応として、注射部位に発赤や腫れ、痛み、かゆみなどがみられることがあります。

インフルエンザワクチン

インフルエンザを予防するため、日頃から手洗いやマスクの着用などを行っている方も多いと思いますが、さらにインフルエンザワクチンを接種することにより、感染を予防する効果が高まります。なお、1回の接種での有効とされる持続期間は約5ヵ月、接種後に効力を発揮するまでに約2週間程度が必要なので、ワクチンの効果をできるだけ高くしたい場合は、遅くとも12月上旬までには受けていただくことをお勧めしております。